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【パーキンソン病】薬の効果が切れて手足がふるえる

パーキンソン病に関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

パーキンソン病の症状のひとつに、振戦(ふるえ)があります。

ふるえは他の病気でも起こりますが、パーキンソン病のふるえは、何もしないでじっとしている時にふるえる「安静時振戦」という特徴があります。

物を持とうとしたり、手を動かしたりすると、一時的にふるえが止まるか軽くなります。

パーキンソン病によって不足したドパミンを薬で補うことで、ふるえが目立ちにくくなります。

  • オン(On):薬がよく効いていて、ふるえが収まり体がスムーズに動く時間
  • オフ(Off):薬が切れてしまい、ふるえが復活し、体が重だるく動かなくなる時間

この「オン」と「オフ」の波が、1日の中でハッキリと現れるようになることを ウェアリング・オフ と呼びます。

薬切れ、効果減退現象、と言い換えて表現することができます。

  • ふるえが出る間隔が早くなった
  • 強い疲労感が出る

パーキンソン病の初期では、薬(L-ドパ)を飲むとドパミンが作られて、神経細胞にドパミンを溜めておくことができます。

徐々に病気が進み、ドパミン神経細胞が減少すると、ドパミンを貯めておくことができなくなります。

貯めておけないドパミンは分解されて消えてしまうため、脳内に一時保存して、小出しにする力が弱まります。

そのため、次の薬の時間より前に、手がふるえ、体中の筋肉もこわばり出し、疲労感が強くなります。

このウェアリング・オフに対しては

  • 1回に飲む量を減らして、1日の服薬回数を増やす
  • ドパミンの分解をブロックする薬を追加する
  • 脳内のドパミン濃度を一定に保つために、皮膚からゆっくりとドパミン作動薬を吸収する貼り薬(パッチ剤)を併用する

といった対策が取られます。

鍼灸は、パーキンソン病の患者さんに非常に多い、便秘、睡眠障害を改善する効果に優れています。

便秘の改善は、薬の吸収を助ける、効き始めが早まる、オンとオフのタイミングがとりやすくなる、ことにつながります。

振戦に対して、アーテン(抗コリン薬)が処方されることも多いですが、その副作用で便秘が悪化している場合もあります。

睡眠の改善は、ドパミン神経細胞をリフレッシュする、日中の疲労感から回復する、薬を受け取る脳の感度を上げる、が期待できます。

当院では、体の鍼と耳の鍼を併用して、パーキンソン病のケアする施術を行なっています。

特に耳鍼は、脳のドパミン神経細胞を活性化するとともに、迷走神経(副交感神経)を調整する作用によって、便秘、睡眠障害を回復する効果に優れていると考えます。

パーキンソン病でお薬の調整にお悩みの方、お薬を使うのを先延ばしにしたいとお考えの方は、当院の施術をご検討ください。

青山はり治療院 服部

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