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抗精神病薬の副作用で起こる「遅発性ジスキネジア」は、口・舌・顎などの口周りに現れることが多いです。
遅発性ジスキネジアの7割が、口周りのジスキネジアとの報告があります。
特徴的な症状として
などの不随意運動があります。
これら「不随意運動」だけでなく
など、異常感覚も口周りの遅発性ジスキネジアの特徴です。
口は、噛む、飲み込む、しゃべる、呼吸する、など1日を通して精密・複雑な運動をしています。
また、呼吸、飲食物の摂取、外界からの異物の入り口、であるため神経が細かく張り巡らされており、感覚が敏感です。
口・舌・顎の運動と感覚を担当する脳のエリアは、広範囲を占めています。
このことが、抗精神病薬の副作用である ジスキネジアが口周りで起こりやすい理由となっています。
元々、つばを飲み込む、呼吸をする、など、意識していなくても動き続けている口元に暴走のスイッチが入ると、もぐもぐ・カチカチ・舌のねじれ、などが止まらなくなります。
そして、ジスキネジアの不随意運動(運動エリアの暴走)は、感覚エリアの暴走も引き起こし、異常感覚を作り出し、 ジスキネジアの症状はより激しくなります。
当院では、体の鍼と耳の鍼を併用して、難治性と言われる遅発性ジスキネジアの症状改善、早期回復に取り組んでいます。
鍼の刺激は、暴走のスイッチを切り替え、神経を鎮め、抗精神病薬の影響でドーパミンの感受性が高まった脳を回復させる効果が期待できます。
原因薬の変薬や減薬、ジスバルによる治療以外に追加の手を打てないかとお考えの方は、鍼灸による方法も検討してみてください。
青山はり治療院 服部