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遅発性ジストニア、遅発性ジスキネジアの共通点・類似点は何ですか

ジストニアに関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

遅発性ジストニアと遅発性ジスキネジアは、原因となる薬剤を長期間(数か月から年単位)服用したのちに発症し、薬をやめても治りにくいという共通点があります。

どちらも遅発性症候群と呼ばれる症状で、脳内のドーパミンの働きをブロックする薬が引き金となります。

統合失調症や双極性障害の治療薬である抗精神病薬が原因薬となります。

ハロペリドール(セレネース)、フェルフェナジン、クロルプロマジンなどは高リスクとされています。

リスペリドン(リスパダール)、アリピプラゾール(エビリファイ)、オランザピン(ジプレキサ)は低〜中リスクとされていますが、こちらの薬を答える患者さんの方が多いです。

うつ、不安症、強迫症の治療薬である、SSRI、SNRI、三環系抗うつ薬を答える患者さんもいらっしゃいます。

原因薬が、脳のドーパミンのキャッチする受容体(D2受容体)をブロックし続けます。脳は対抗措置として、受容体の数を増やし、感度を高めた状態に変化します。

過敏性が高まった脳は、少しのドーパミンで過剰に反応し、意思に反した筋肉の異常な収縮「ジスキネジア」、異常な動き「ジスキネジア」を起こします。

これが、遅発性症候群の発症です。

  • 服薬を続けた後に、じわじわと発症する
  • 変薬、減薬、中止をきっかけに悪化する
  • 脳の構造変化が起きているために治りにくい

持続的に硬直・収縮する方向へ暴走:遅発性ジストニア

不規則に繰り返し動く方向へ暴走:遅発性ジスキネジア

*ジストニアと遅発性ジスキネジアが併発していると思われるケースもあります

遅発性ジストニア、遅発性ジスキネジアは、薬の長期服用によって、脳の運動コントロール機能が本来とは違う歪んだ形に組み変わり、固定化してしまう現象です。

当院では、鍼灸による改善に取り組んでいます。

薬による上書きの方法ではなく、自己治癒力、脳の可塑性を高める鍼灸は、遅発性ジストニア・遅発性ジスキネジアの症状改善に結びつきます。

青山はり治療院 服部

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