営業日
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パーキンソン病では
という症状が現れます。
50~65歳の年代で発症しやすく、高齢になるほど発症リスクが高まります。
パーキンソン病は年単位でゆっくり進行する病気で、進行に伴い日常的な介助が必要になり、経過によっては寝たきりの状態になります。
これらの症状は、別の病気が原因として考えられることもありますし、パーキンソン病以外の神経変性疾患が疑われることもあります。
パーキンソン病の特徴である、体のこわばりやふるえといった運動症状だけでなく、便秘や大汗などの自律神経症状、体の痛み・嗅覚といった感覚症状によってもパーキンソン病が疑われます。
そして、便秘、睡眠時の異常行動、嗅覚の低下などの非運動症状は、運動症状より前から認められることが知られています。
パーキンソン病と診断するうえでは「運動症状」が必須の基準とされていますが、非運動症状は前駆症状として10年以上も前から見られることがあります。
疑われるような症状が現れているとしても、不確かな状況で自分の不安を煽るだけのネット検索はできるだけ控えましょう。そして運動・睡眠・食事といった生活習慣の見直し・改善するための行動に取り組みましょう。
パーキンソン病は昔ほど恐ろしい病気ではなく、薬で症状をコントロールしながら日常生活を長く続けられるようになっています。
症状の種類や程度、進行の具合は個人差が大きいですし、運動症状が出てから10年以上は普通の生活ができるとされています。
将来的に、もっと効果がある薬や根本的な治療方法が開発される可能性もあります。
パーキンソン病初期の患者さんは、仕事や家事、余暇・趣味など通常の日常生活を送っています。そのうえで、体が疲れやすい、睡眠や排便が乱れやすい、筋肉がこわばる・ふるえる、気分の落ち込み、などのトラブルを抱えている方が多くいらっしゃいます。
鍼灸でケア(パーキンソン病初期)
当院では、難病の鍼灸ケアに力を入れております。「難病鍼灸コース」で患者さんの症状や状況、お考えなどに合致した、きめ細かい鍼灸施術を受けていただくことができます。
お体の鍼と耳鍼を併用して治療効果をあげています
お体の鍼
パーキンソン病の患者さんは、肩・腕・足などの左右どちらか限局した部位に、強いこわばりや震えを自覚されていることがあります。
患者さんの訴えをよくお聞きして、気になる部位には特に丁寧に施術を行います。
耳鍼
当院の特徴でもある耳鍼は、脳血流の増加を促して神経を調整する効果がわかっています。
パーキンソン病は、神経伝達物質ドーパミンが減少する脳の病気です。
当院で行なっている耳の電気鍼(耳介迷走神経刺激)は、ドーパミン神経系を活性化して運動症状の改善が期待できます。
セロトニン神経系、ノルアドレナリン神経系などにも作用することから、うつ病の治療にも耳介迷走神経刺激が用いられています。パーキンソン病の症状のひとつである抑うつに対しても、よい感情変化があらわれます。
また、迷走神経の機能を調整する効果によって、自律神経のバランスを整え、内臓機能が調整されることも報告されています。
パーキンソン病の病期とその症状に応じた内容で鍼灸治療を行います。
通院のペースは、週1回〜月1,2回を推奨しています。治療を継続することで体調を整え、病気の進行に対してもよい効果があると考えています。
平日は夜7時(最終受付)まで、土日祝も診療しておりますので、普段お仕事をされている方にも通院しやすい環境です。
パーキンソン病の鍼灸ケアは当院にご相談ください