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糖尿病は、血糖値の高い状態が続く病気で、初期には自覚症状がほとんどありません。
気づかないうちに病気が進行して、糖尿病に気づくころには、網膜症、腎症、神経障害などの、深刻な合併症を起こしていることがあります。
血液中のブドウ糖濃度が高い状態が続くと、少しずつ血管が傷ついていきます。そして、血管が老化して脆くなり「動脈硬化」が進行します。
それに伴い、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、神経障害といった合併症(三大合併症)を引き起こします。
網膜症
網膜の血管にできた小さなコブが出血し、視力が落ちたり、やがては網膜が剥がれて失明することもあります。
腎症
腎臓が障害を受け、悪化すれば腎不全を起こします。人工透析が必要になることもあります。
神経障害
手足の先が痺れたり、痛みや熱の感覚が麻痺。壊疽を起こして足の一部を切断することもあります。
その他、高血圧、脂質異常症、心筋梗塞、脳血管障害を引き起こすことがあります。
糖尿病とは診断されてないものの、血糖値が高めで、やがて糖尿病へと移行していく可能性が高い人です。
東京都によると、40歳から74歳までの都民のおよそ4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備軍だそうです。
健康な人の場合、食後2時間ほどで、血糖値が140未満に落ち着きます。
しかし、インスリンの量や働きが低下していると、血糖値を正常に戻すことができず、食後も高血糖の状態となります。
食後高血糖は動脈硬化を促進し、様々な病気を引き起こしたり、進行させる可能性が高いことがわかっています。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、といった不適切な生活習慣が、糖尿病の大きな誘因となります。
痛み・痺れのケア
痺れや痛みは、足先から始まります。 その痺れや痛みは、動いていても、安静にしていても、寝ているときも生じるので、QOL(生活の質)が大きく低下します。
その結果、うつ傾向が見られるなど、精神的なケアも必要です。
免疫力の向上
糖尿病の患者さんは、感染症にかかりやすい状態(易感染性)にあるという特徴があります。
高血糖の状態では、ウィルスや細菌をやっつけてくれる免疫反応が弱くなっており、風邪、インフルエンザ、肺炎などにかかり易くなります。
糖尿病の患者さんの鍼灸治療では、火傷や出血に、十分に配慮しなければいけません。 耳鍼は、特に侵襲が少なく、得られる改善も多いので、施術方法として優れています。
腎機能の向上
糖尿病の予防するには、日々の食生活、運動習慣を大事にするしかありません。
ストイックにやり過ぎれば、フラストレーションが溜まって、嫌になってしまいます。
耳に「おきばり」をつけて、ゆっくり、長く、楽しく、健康をつくっていきましょう!
青山はり治療院
おみみのはり 服部