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ベンゾジアゼピン系薬剤の副作用や離脱症状として筋硬直(筋肉のつっぱり、こわばり)が現れることがあります。
特に、不安や緊張が強いと悪化しやすいです。
なぜ、ベンゾジアゼピン系薬剤の特徴である「筋弛緩作用」と逆の現象「筋硬直(筋肉のつっぱり、強張り)」が起きてしまうのでしょうか。
ベンゾジアゼピンは脳内のGABA受容体に作用し、神経の興奮を抑える(鎮静・抗不安・筋弛緩)作用を持ちます。
一方で、薬に身体が慣れてしまう「身体依存」が形成されやすいという特徴があります。
離脱症状(依存・離脱)
ベンゾジアゼピン系薬剤の長期服用により脳が薬に依存し、薬がないと筋肉の緊張を制御できなくなります(反跳現象)。薬を減らしたり中止したりすると、脳の興奮を抑える力が急激に弱まり、筋肉が過度に緊張・硬直します。
耐性(効果の減弱)
薬に身体が慣れてしまい、通常量では筋弛緩作用が働かなくなり、逆に筋肉が緊張しやすくなる状態です。
服用している患者さんのなかには「弱いお薬だから安全」と認識されている方が見受けれます。
ベンゾジアゼピン系薬剤は、中枢神経に作用する薬で、依存性・耐性・離脱症状に注意が必要です。
頚部ジストニア、顎口腔ジストニア、メージュ症候群など、ジストニアに対する薬物療法に、リボトリール、アルプラゾラム、といったベンゾジアゼピン系薬が用いられることがあります。
ジストニアによる筋の硬直を緩和するだけでなく、ジストニアに起因するストレによって過剰に興奮している神経を鎮静し、不安を和らげ、催眠を促す目的もあります。
ジストニアは、そのほとんどが難治性で、また症状が悪化するケースもあります。
そのため、必然的にベンゾジアゼピン系薬を服用しながらの治療も長期間に及ぶことがあります。
当院の特徴
鍼灸は、ジストニアによる筋硬直を調節することで、痛み、こわばり、ひっぱりなどの症状を緩和する効果が期待できます。
また、交感神経が優位となって乱れている自律神経を整え、心身ともにリラックスする作用があります。
青山はり治療院では、体の鍼と耳の鍼を併用して、 ジストニアに対する施術を行なっています。
当院の特徴でもある「耳鍼」は、脳に近い耳からの刺激によって、神経の興奮を鎮め、 ジストニアの原因である「脳の誤作動」を調整する効果(ニューロモデュレーション)が知られています。
ベンゾジアゼピン系薬剤が原因と思われるような、筋のつっぱりやこわばり、ふるえ、神経過敏、頭痛、不眠、などの症状に対しても、ホメオスタシスの機能を高め、自己修復を促し、改善する効果が高いと考えます。
薬を長く使うことに不安を感じている方、減薬・断薬を行なっている方、離脱症状がみられる方、は鍼灸による症状改善についてもご検討ください。
青山はり治療院 服部















