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便は、からだからの「便り(たより)」といいます。
もしお子さまが便秘の場合は、生活の全般を見直してみる、よい機会かもしれません。
腸の長さは、約8メートル。小腸が6.5メートル、大腸が1.5メートルです。
身長のおよそ7倍といわれます。子どもと女性の場合は、もっと長いため7倍以上となります。
その長い腸のなかで、何が行われているのでしょうか。
老廃物を排出
栄養を体に吸収する
有害な菌から体を守る
「腸内にすむ菌の群れ」のことです。
腸の中を顕微鏡で見ると、腸内細菌が「花畑(フローラ)」のように見えることからこう呼びます。
善玉菌2割+悪玉菌1割+日和見菌7割、が理想的な状態とされます。
善玉菌
悪玉菌
日和見菌
新生児〜6カ月ごろまでの子どもは、直腸や肛門の機能がまだ未発達です。いきむ力もないので、便は、腸の反射的な動きで排出されます。赤ちゃんの腸は日々成長し、腸内環境が変化しているため、一時的に、便秘になることもあります。
離乳食が始まると、腸内環境が変わり、徐々に消化吸収する力が発達してきます。
1歳を過ぎる頃になると、大脳が発達して便意を感じられるようになってきます。便が直腸までおりてきた時の刺激で便意を感じますが、子どもはまだ発達が未熟なために、便意に気がつかないこともあります。そのため、3歳ぐらいまでは、直腸に便がたまる「直腸性便秘」となりやすいです。
小学生以降になると、自宅以外で過ごす時間が増え、便意を我慢せざるをえない状況が出てきます。また、学校や塾でのストレスが、便秘の原因となる場合もあります。
子どもの便秘が、消化吸収排泄をさまたげているだけではなく、 「成長のさまたげ」にもつながります。
便は、からだからの便り(たより)です。 便秘は、食生活と、生活習慣を見直すことで改善されます。
これらを子どものうちから気をつけていれば、その習慣は、大人になってからも、生活習慣(病)や、メンタルヘルスにも、よい影響を及ぼします。
また、便秘に、遺伝は関係ありません。
もしも、親御さんも便秘であれば、お子さんの便秘は、親御さんの生活習慣が影響しているとも考えられます。
脳と腸は、お互いに連絡を取り合うことで、健全なからだが維持され、お子さまの成長発達が育まれています。
子どもが、腹痛や、便秘と下痢をくり返す原因として、過敏性腸症候群が疑われる場合もあります。
お子さまの便秘が心配な場合は、おみみのはりにご相談ください。
親子で便秘にならない生活習慣を目指しましょう!
青山はり治療院
おみみのはり 服部