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【パーキンソン症候群】診断がつかないパーキンソン症状に対する鍼治療とその効果

パーキンソン病に関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

パーキンソン病もパーキンソン症候群も、脳のドーパミンが欠乏して起こる病気、症状です。

パーキンソン病は、ドーパミンを薬で補充すると症状が緩和するのに対して、パーキンソン症候群はドーパミン薬が効きにくという特徴があります。

パーキンソニズム症状は、ドーパミン神経細胞以外の神経変性疾患、脳血管障害、薬剤、による原因でも起こります。

  • 多系統萎縮症
  • 進行性核上性麻痺
  • 大脳皮質基底核変性症
  • レビー小体型認知症

そして、これらの神経変性疾患はパーキンソン病との区別に時間がかかります。

専門医によって鑑別診断が行われますが、ドーパミン薬を服用してその反応を評価するだけでなく、さまざまな特殊検査、症状の進行を観察する必要もあります。

患者さんは、パーキンソン症状の原因が分からないこと、症状が比較的早く進行するとされること、ドーパミン不足以外の症状も出ること、によって心身ともにたいへん不安定な状態になります。

  • 手足、体のこわばり
  • 首や腰などの痛み
  • 立ちくらみ
  • 排尿障害
  • ふらつき
  • 手指の使いにくさ
  • 頭のぼんやり

これらはパーキンソン病やパーキンソン症候群でよくみられる症状ですが、この病気でなくても一般的にみられる症状でもあります。

不安を抱えたままの状態に置かれている患者さんは、これらの症状がより強く出現し、増悪しているように感じます。

鍼灸は、病気の不安で乱れた自律神経を整え、体の症状を楽にし、精神を安定する効果があります。

当院では、「お体の鍼」と「耳鍼」を併用して施術を行なっています。2つの鍼法を用いることで、より体が治癒するメカニズムを活性化できると考えております。

特に、耳から刺激は脳の血流を増やし、ドーパミン神経系をはじめとした神経細胞のはたらきを高める作用が期待できます。

鍼灸は、医師の診断が出る前から症状に対して施術を行い、さまざま効果を感じていただくことができます。

おつらい状況にある方のお役に立てるよう、日々の施術に取り組んでいます。

青山はり治療院 服部

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