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【パーキンソン病】パーキンソン病の自律神経症状と鍼灸治療の効果

パーキンソン病に関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

パーキンソン病では

  • 手足が震える
  • 筋肉がこわばる

といった運動面の症状だけでなく、自律神経機能の乱れによる症状も問題となります。

  • 便秘
  • 立ちくらみ
  • 排尿障害
  • 冷え、むくみ

自律神経の症状は、日常生活動作や運動などのセルフケアで改善するとされます。

しかし、動作緩慢や体のバランスがとりにくいパーキンソン病の患者さんにとっては、取り組みが不十分になってしまいがちです。

そのようなパーキンソン病の患者さんには、鍼は特におすすめです。

パーキンソン病の方が鍼灸の施術を受けると、体が動かしやすくなり、自律神経症状が楽になったと感じられることが多いです。

鍼で筋肉のこわばりが和らぐとともに、自律神経にも作用します。

体性ー自律神経反射といって、皮膚への鍼刺激が自律神経を調整し、過活動膀胱、消化管の運動、末梢血管やリンパの循環、などによい影響を及ぼします。

特に耳鍼は、脳に近い耳から刺激を加えるため、脳の血流を促進します。

脳の奥にある「自律神経の中枢」に作用するととともに、「ドーパミン神経系」を活性化する効果が期待できます。

耳の置き鍼は、症状に対応する耳つぼに施します。

それを自分で押したり揉んだりして刺激することで、セルフケアを行うことができます。

ドーパミンは脳内報酬系を活性化する役割を果たしており、幸福感やポジティブな感情に大きく関わっています。

鍼灸耳鍼は、ドーパミンが不足して気持ちが落ち込みがちなパーキンソン病の方の、体と気持ちを軽くすることができ、その後の経過にもたいへんよい影響を与えてくれます。

パーキンソン病の患者さんには、ぜひ一度、鍼灸を体験していただきたいです。

青山はり治療院 服部

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