営業日
月・水・木・金 |
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定休日 |
火 ※祝日の場合は営業します |
多系統萎縮症は、小脳、大脳の線条体、自律神経など神経のいろいろな系統が弱ってしまう、進行性の神経の病気です。
歩行がふらつく、喋るときに呂律が回りにくい、筋肉の硬直、起立性低血圧、排尿障害、などの症状がみられます。
鍼灸においては、自律神経のはたらきを調整するとともに、歩きにくさや喋りにくさなど、症状によって生じる体の負担を軽減し、日常生活を送りやすくすることを目的とします。
当院では、体の鍼の施術に加えて、耳の鍼による施術を併せて行います。
耳からの刺激は、脳の血流を増やし、脳の神経ネットワークを介して、小脳・中脳・大脳・視床・視床下部・海馬・扁桃体など脳の様々の神経を活性化させることが期待できます。
また、耳の迷走神経の領域に打った鍼に微弱電流を流すことで、迷走神経がはたらきを司る、胃・小腸・大腸・腎臓・膵臓・肝臓などの臓器の活動によい影響を与えます。
多系統萎縮症の進行の速度は、個人差がたいへん大きいと感じています。
日常の生活動作が以前と比べて、時間がかかり、上手にできず、自分で体を動かす意欲が低下します。
神経と筋肉を使わなくなると、ますます、弱り、使いづらくなります。
青山はり治療院では、体の鍼と耳の鍼の2つを用いて、ホメオスタシスの安定と代謝の活性化に働きかけます。
患者さんが、心身ともに健康、日常生活を維持できるよう鍼灸での施術に取り組んでいます。
青山はり治療院 服部