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耳鍼が効く仕組み

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【進行性核上性麻痺】転びやすい/鍼治療の効果

進行性核上性麻痺に対する鍼治療の効果

進行性核上性麻痺は、パーキンソン病関連疾患に含まれる病気です。

パーキンソン病の症状に加えて、次のような症状が特徴的です。

  • 眼球を動かしづらく、足もとが見えない
  • 首の筋肉が固くなり、後ろに反ってくる
  • 認知力が低下して、行動が危なっかしくなる

そのため、患者さんはたびたび転倒します。顔にすり傷をつくっていることが多いです。

ドーパミンの薬は効きづらくく、認知の低下に対しては認知症やアルツハイマー病の薬が使われることもあります。

脳に異常なタンパク質が凝集し、中脳や前頭葉の神経細胞の萎縮、前頭葉の血流低下などがみられますが、原因は不明とされています。

進行性核上性麻痺の方に対する鍼灸治療の効果

◎頚部/背部の筋緊張に対する鍼

→歩行バランスの改善

→首痛や腰痛の緩和

◎嚥下や発声にかかわる筋に対する鍼

→嚥下障害、構音障害の改善

当院では、体の鍼と耳鍼を用いた施術を特徴としています。

脳に近い耳からの刺激は、脳幹から脳に入力され、各領域に投射します。

・ 脳の血流を増やし、ドーパミン神経系や、萎縮して弱った神経を活性化、代償機能を促す効果

・ 迷走神経を賦活化し全身の健康状態、脳機能に対する好影響

進行性核上性麻痺と思われる症状が目立つ方には、早期から鍼灸治療を取り入れて、よい経過を目指していただきたいと思います。

青山はり治療院 服部

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