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耳鍼が効く仕組み

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【眼瞼痙攣】眼瞼けいれんとボトックス/鍼治療もおすすめ

眼瞼けいれんに対する鍼治療の効果

「眼瞼けいれん」は、まぶたを閉じる時に働く筋肉(眼輪筋)が自分の意思とは関係なく収縮して目が閉じてしまう「ジストニア」の一種です。

まぶたが開きづらくなる症状は「眼瞼下垂」と同じです。

眼瞼下垂は、加齢に伴い、まぶたを開ける筋肉がゆるむ、まぶたの皮膚がたるむ、ことが原因となります。

そのため、筋肉のゆるみ、皮膚のたるみを外科手術で取り除いて治療することができます。

眼瞼けいれんは、脳が「目を閉じろ」と誤作動を起こしているので、まぶたのたるみを切っても治療にはなりません。

現代医学では、ボトックスを眼輪筋などに注射して、不随意に収縮してしまう筋肉を麻痺させる対症療法が選択されます。

しかし、注射をしてもあまり変化がない、という患者さんが割と多くいらっしゃるように思います。

  • 光がまぶしい、という症状は変わらない
  • ボトックスを注入する部位や量が難しい
  • 口や首など、眼以外も障害されている可能性(メージュ症候群)

などが理由となっていると考えます。

当院では、体の鍼と耳鍼を用いて眼瞼けいれんの鍼灸治療を行っています。

重いまぶたに逆らって、1日中開けているのはとてもつらいです。

目の疲れでだけでなく、まぶしさ、目の痛みなどの違和感、体の疲れ、頭痛、首肩こり、などは「眼の治療」だけではよくなりません。

鍼灸は、自律神経・免疫系・内分泌系を整え、自己治癒力を活性化する効果があります。

また当院では、耳の電気鍼による治療も特徴としています。

脳に近い耳からの刺激は、誤作動を起こしている「大脳基底核」や神経伝達を制御する領域に投射され、脳の機能を正す効果が期待できます。

眼瞼けいれんでボトックスの効果を感じられなかった方は、ぜひ鍼灸も試してみてください。

青山はり治療院 服部

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