営業日
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火 ※祝日の場合は営業します |
上咽頭は、「鼻の奥」の部分に位置します。
鼻から吸い込んだ空気が上咽頭にぶつかって、下方の気管に向かって流れがかわります。
上咽頭は、細菌やウィルス、花粉、ホコリ、PM2.5、黄砂などの外敵をキャッチして、体を守る免疫機能を持っています。
最前線で活動しているため、健康な人でも常に軽い炎症(生理的炎症)を起こしている状態にあります。
風邪やインフルエンザ、コロナになど感染によって激しい炎症を起こしたり、急性炎症を繰り返したりすると、外敵がいないのに上咽頭の炎症が残っている(病的炎症)状態が慢性化する場合があります。
すると、鼻の奥(顔面)に違和感がある、鼻汁が喉に落ちてくる、痰が貼りついて排出できない、などに悩まされることになります。
そして、外敵から守ってくれる上咽頭が疲れて弱っているため、免疫機能としての役割が機能しづらくなります。
上咽頭炎が慢性化している方は、鼻から吸い込んだ花粉に対しても、免疫応答がうまくはたらかない状態となっています。
上咽頭炎の症状に加えて、アレルギー性鼻炎、目のかゆみ、くしゃみ、など花粉の症状が悪化しやくなります。
花粉症はアレルギーの体質だけの問題ではありません。
自律神経が乱れている方ほど、症状が激しくなります。
これらを見直すことによって花粉症の症状の軽減につながります。
鍼治療は、自律神経のバランスを整えることによって花粉症にも効果があります。
上咽頭は自律神経(迷走神経)が分布しており、上咽頭炎が疑われる方は自律神経が乱れ、体にさまざまな不調が出ています。
当院では、迷走神経を介して自律神経を調整する鍼治療を行っております。
耳鍼はお洋服を着たまま、比較的に少ない刺激と短い時間で、よい施術ができます。
そのため、鍼に馴染みがない方や、ゆっくり時間を取りづらい方にも喜んでいただいております。
上咽頭炎によって花粉症の症状もきつくなっている方はご相談ください。
青山はり治療院 服部