営業日
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鼻からのどの奥に鼻水が流れるのが後鼻漏です。
生理的な後鼻漏では、鼻水がサラサラしているので気になりません。
それに対して、粘りのある鼻水・膿のような鼻水は、違和感を生じます。
日中は、その鼻水が喉に溜まるため、吐き出すか、飲み込む必要があり、とても不快な状態です。
夜寝ている間は、溜まった鼻水が粘り気を増して喉に貼りつきます。そして朝起きたときに、痰混じりの咳が出ます。
<上咽頭炎と後鼻漏>
上咽頭炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎では、この「後鼻漏」が問題症状のひとつになります。
上咽頭は、鼻で吸い込んだ空気に含まれる病原体から体を守る免疫器官です。
侵入してきた細菌やウィルスを上咽頭の粘膜でキャッチして、炎症を起こし、撃退します。その時に、上咽頭の粘膜が腫れたり、粘稠な分泌物が付着したりします。これが喉に流れて後鼻漏となります。
上咽頭炎が長引いたり、何度も繰り返したりして、後鼻漏が慢性化しているケースがあります。この場合、後鼻漏を治すこれといった薬はないため、お悩みとされている方は多くいらっしゃいます。
<後鼻漏の鍼灸治療>
<当院の特徴>
お体の鍼と耳鍼を用いて施術します。
特に耳鍼は、上咽頭炎を効果的に治療することができ、後鼻漏の改善が期待できます。
「耳の電気鍼」は、迷走神経を介して抗炎症作用を高める「炎症反射」を利用した治療法です。上咽頭の病的な炎症を抑えて、後鼻漏などのさまざまな症状によい反応が現れます。
「耳の置き鍼」を3日〜1週間つけたままにします。生体反応に持続的にはたらきかけて、自己治癒力を高め、早期での改善が期待できます。
上咽頭炎に対する鍼灸は、首や肩のトリガーポイントを治療し、自律神経を調整するのがセオリーです。
当院では、更に効果をあげるために、「病的炎症の鎮静」「後鼻漏など、不快な症状に対するより効果的な施術」の観点からも治療を行なっています。
青山はり治療院 服部