営業日
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定休日 |
火 ※祝日の場合は営業します |
淡いピンクの小さい花がたくさん咲いて、かわいい植物です。
この花の名前をご存知でしょうか?
当院は、この花の「種」を施術に使っており、欠かすことができません。
花の名前は
この花の名前は、和名で「ドウカンソウ」といいます。
漢字では「道灌草」
中国を経由して江戸時代に薬用として渡来し、江戸の道灌山(日暮里)の薬草園で栽培されていたことに由来します。
現在は、各地に自生もしていますし、ガーデニングや切花用に栽培されており、4,5月に小さい花がたくさん咲きます。
園芸界では「サポナリア」「バッカリア」という通称で流通しています。
2ミリの黒い種
ドウカンソウの種子を乾燥させたものを漢方界では、王不留行(オウフルギョウ)と呼び、薬用に用いられています。
生薬の薬効は、乳汁不足、難産、月経不順、悪性の腫れ物、外傷出血や鼻血の止血、とされています。
種は、球形で大きさ2ミリ。
黒色で、やや光沢があります。香りはありません。
耳の置き鍼で使います
この王不留行を耳つぼにあて、医療用テープで固定して使用します。
中国では「圧豆法」と言って、耳つぼ療法として、広く普及しています。
2ミリ程の大きさと、表面にある粒状の突起が、耳つぼにちょうどよい刺激となります。
当院の耳の置き鍼の施術にあたっては、専用の特殊な鍼も使用します。
耳つぼによって使い分けたり、患者さんに必要な刺激量や、患者さんの日常生活に支障が出ないか、などに応じて、王不留行と鍼を併用します。
鍼が怖い方、お子さまの施術には王不留行だけを使い施術します。
鍼を使わない方法としては、王不留行の他にも、金粒、銀粒、チタン、マグレイン、磁石、などもあります。イオンによる電流効果や、磁力を効能として利用します。
各種使ってきた結果、現在は、鍼を使わない方法は王不留行に落ち着きました。
置き鍼の感想
などのお声をいただくことが多いです
体の鍼に比べて、耳の置き鍼は「感じる効果が長持ちする」という特徴があります。
また、2つの施術を組み合わせることで、体から「効果的な反応を一層引き出す」ことが期待できます。
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
青山はり治療院
おみみのはり 服部