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「錐体外路(すいたいがいろ)」という言葉は、一般的には、聞き慣れていないかもしれません。
『脳が運動の指令を伝える、神経のとおり道』のことで、錐体路と錐体外路があります。 この2つの経路が協調して機能するので、私たちは、自分の体を思い通りに動かすことができます。
このうち「錐体外路」が障害されると、安静時に手が振るえる、体がこわばる、などの症状が現れます。 錐体外路がうまく機能しなくなることで現れる錐体外路症状、原因、耳鍼、について解説します。
錐体外路とは、脳が運動の指令を伝える神経経路のことです。
この経路がうまく機能しないことで出現する症状を『錐体外路症状』といいます。錐体外路症状が、日常生活を困難にすることがあります。
錐体外路症状には、「筋緊張亢進」「筋緊張低下」があります。
筋緊張亢進により、筋肉が硬くなったり、自発的な動作が少なくなると、運動減少症状が起きます。 逆に、筋緊張が低下すると、自分の意思とは関係なく、顔や体が動いてしまいます。
脳内の神経伝達物質である「ドーパミン」の遮断や減少、「アセチルコリン」の増加によって錐体外路症状が引き起こされます。 これら神経伝達物質の異常は、脳の疾患や、抗精神薬の副作用が原因となります。
脳血流
耳に投射されている脳の領域を探ります。脳の血流増加、興奮/抑制の調節、機能の向上。
原因疾患
錐体外路症状の原因となっている疾患に対する耳ばり、お困りの症状に対する耳ばり。
コリや痺れ、筋肉や関節の痛み
錐体外路症状によって生じる、コリや痺れ、痛みに対して耳ばりを施します。
腸の働き
耳介迷走神経刺激で消化器機能が向上し、神経伝達物質の生成を助けます。
錐体外路症状が、抗精神薬の服薬によるものと思われる方も多くいらっしゃいます。
耳鍼は、脳機能と腸機能を向上させて、精神症状の改善にも効果があります。おみみのはりに、ご相談ください。
青山はり治療院
おみみのはり 服部