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シェーグレン症候群は、40〜50代の女性に多くみられる傾向があります。
「渇き」「痛み」「だるさ」を3大症状とします。
涙や唾液を作り出す臓器を中心に炎症を起こす「膠原病」の一つです。
指定難病に認定されています。
症状を自覚する年代は40代、医療機関を受診して診断される年代は50代の割合が高いです。
病気に気づいていない人も、多くいるといわれます。 シェーグレン症候群は、症状が多様で、個人差が大きいことも特徴です。
免疫システムの異常により、自己の唾液腺と涙腺を攻撃し、慢性的な炎症が起こります。それにより唾液腺と涙腺が機能低下を起こし、ドライマウス・ドライアイの症状が出現します。
関節に炎症を起こし、痛みを生じます。
関節リウマチに似て、手指の関節や膝の関節が痛くなることがありますが、腫れや熱感を伴わない、という違いがあります。
首、わき、鼠径部のリンパ節が痛んだり、唾液を分泌する耳下腺、顎下腺が腫れて痛むこともあります。
関節リウマチの合併症として、シェーグレン症候群を発症する場合もあります。
仕事や家事ができないぐらいの、「強烈なだるさ」を生じることもあるのが特徴です。
だるさは全身症状ですので、気持ちも、体も疲れています。前向きな考えも、湧きにくい状況です。
3大症状が揃わないケースも多いです。 代表的な「渇き」症状の自覚がない方もいます。
シェーグレン症候群 50代女性
唾液や涙が出ないのは、分泌する腺が破壊されて機能低下を起こしているから、だけではありません。
ドライマウスやドライアイは、健康な人でも、疲れているとき、パソコン仕事、長時間のエアコン環境、でも生じます。また、精神的緊張、ストレス、が長い期間に渡って続くと、交感神経優位、副交感神経の働きが弱くなり、乾燥症状が出現します。
痛みや、だるさ、といった症状についても、神経が弱っているので、脳から出た命令を体の臓器にうまく伝えられなくなっていること、が大きく関係しています。
腸(臓器)も脳に命令を送っています。
ヒトは「脳腸相関」によって健康的な状態を保っています。腸にも、頑張ってもらわなければいけません。
シェーグレン症候群では、合併症への対応が必要となります。
体に症状が出ていなくても、耳ツボを探って、反応を確認しながら施術ができます。
シェーグレン症候群の症状は、多様です。
3大症状以外の、精神的・身体的症状の対応。お困りの内容をよくお聞きして、施術をします。
シェーグレン症候群は、専門医の間でも治療法がわかれます。 ステロイドを使っている場合は、長期使用が気になる方もいらっしゃると思います。ご相談ください。
青山はり治療院 服部