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耳鍼が効く仕組み

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錐体外路症状と耳ばり

ふるえ、こわばり、体外路症状を改善する耳鍼治療

「錐体外路(すいたいがいろ)」という言葉は、一般的には、聞き慣れていないかもしれません。
『脳が運動の指令を伝える、神経のとおり道』のことで、錐体路と錐体外路があります。 この2つの経路が協調して機能するので、私たちは、自分の体を思い通りに動かすことができます。

このうち「錐体外路」が障害されると、安静時に手が振るえる、体がこわばる、などの症状が現れます。 錐体外路がうまく機能しなくなることで現れる錐体外路症状、原因、耳ばり、について解説します。

もくじ

錐体外路とは

錐体外路とは、脳が運動の指令を伝える神経経路のことです。
この経路がうまく機能しないことで出現する症状を『錐体外路症状』といいます。錐体外路症状が、日常生活を困難にすることがあります。

錐体外路症状には、「筋緊張亢進」「筋緊張低下」があります。
筋緊張亢進により、筋肉が硬くなったり、自発的な動作が少なくなると、運動減少症状が起きます。 逆に、筋緊張が低下すると、自分の意思とは関係なく、顔や体が動いてしまいます。

錐体外路症状

  • 手足の曲げ伸ばしがスムーズに動かない
  • 服の着脱に時間がかかる
  • 姿勢が前かがみになる
  • 顔の表情が乏しい、無表情
  • 歩行で最初の一歩が出にくい
  • チョコチョコとした小刻みの歩行
  • 何もしていない時に手が振るえる
  • 意図せず首を回したり、手足を曲げ伸ばししたりする
  • 口や舌の異常な動き
  • 手足を投げ出すような激しい動き
  • ソワソワ落ち着かない
  • 顔や首が、ゆっくりと捻れるような動き
  • 頚や腕、背中が捻れたり、固まったりする
  • 眼球が上を向く、ぐるぐる回る

原因

脳内の神経伝達物質である「ドーパミン」の遮断や減少、「アセチルコリン」の増加によって錐体外路症状が引き起こされます。 これら神経伝達物質の異常は、脳の疾患や、抗精神薬の副作用が原因となります。

  • パーキンソン病
  • 多系統萎縮症
  • 進行性核上麻痺
  • 脳卒中後の後遺障害
  • ハンチントン舞踏病
  • 抗精神薬(過剰に興奮した脳の神経活動を鎮静させる薬)

耳ばり治療方針

錐体外路症状の耳ツボ耳ばり治療

脳血流
耳に投射されている脳の領域を探ります。脳の血流増加、興奮/抑制の調節、機能の向上。

原因疾患
錐体外路症状の原因となっている疾患に対する耳ばり、お困りの症状に対する耳ばり。

コリや痺れ、筋肉や関節の痛み
錐体外路症状によって生じる、コリや痺れ、痛みに対して耳ばりを施します。

腸の働き
耳介迷走神経刺激で消化器機能が向上し、神経伝達物質の生成を助けます。

錐体外路症状が、抗精神薬の服薬によるものと思われる方も多くいらっしゃいます。
耳ばりは、脳機能と腸機能を向上させて、精神症状の改善にも効果があります。おみみのはりに、ご相談ください。

青山はり治療院
おみみのはり  服部

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