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夏休みが終わり、学校が始まりました。 生活のリズムがガラリと変わるわけですが、元気に登校できていますか。
お子さんが登校できない理由のひとつに、起立性調節障害があります。
夜更かしして、朝起きられないのは、ただの寝坊ではなく、起立性調節障害も考えられます。 その場合は、早い段階で理解してあげることが、お子さまのためになります。 症状の悪化、長期化を避けることができるからです。
「足が痛い」という症状が、実は、起立性調節障害から生じていることもあります。
起立性調節障害が出やすい、「10〜16歳の女の子」がいるご家庭で、特に、知っていただきたい内容です。
起立性調整障害は、小学校高学年から中学生の女子に多い病気です。
起立性という名の通り、起き上がる時に発症し、頭痛、めまい、立ちくらみ、腹痛、起床困難、といった症状があります。重症例では、横になると、起き上がれなくなる場合もあります。
原因は、自律神経の調整がうまくいかなくなるからです。
自律神経は、呼吸、心拍、循環、腸の活動、体温、などをコントロールしています。 このコントロールがうまくいかなくなるので、出現する症状は、様々なかたちで現れます。
意外に思われるでしょうが、これも自律神経の調整がうまくいかなくなり、出現する症状です。
起立性調節障害は、責任感が強く、真面目な子に多い、というのが私の印象です。 そして、多感な思春期でもあるお子さんが、周囲から「怠けている」「甘えている」と思われないかと心を痛めたり、先のことを不安に思ったり、からだの痛みまで我慢するのは、とてもつらいことです。
起立性調節障害の様々な症状知って、お子さまの体調の理解に役立てていただきたいと思います。
もし起立性調節障害の可能性があれば、早期のケアにつなげてください。
起立性調節障害は、症状の程度によって、軽度/中度/重度、に分類できます。
軽度であれば、生活習慣の改善などの工夫により、早期に回復しやすいです。
多くの方は、中度の段階で、起立性調節障害を疑います。この場合、悪化や長期化を避けるために、早めに、手を打ってください。
重度の場合、体力、免疫力は低下し、起立性調節障害以外の病気も併発している可能性があります。精神面と肉体面の両方のケアが必要です。
おみみのはりでは、軽度・中度・重度、それぞれの段階に合わせた施術方法で対応します。
困っている症状をお聞きし、反応が出ている耳ツボを探ります。
耳ツボに、皮内鍼(耳ツボ専用のシール鍼)または、生薬の丸い種を用い、7ミリのテープで固定します。
3日〜1週間、固定したままにして、持続的な刺激で「おきばり」が、おからだを治癒し続けます。
朝、ベッドから起き上がる前、頭が痛い時、おなかが痛い時、など、この「おきばり」を自分の指を使って、気持ちいいと感じる強さで、上から揉んでください。
起立性調節障害によく使う耳ツボの他にも、首肩こり、筋肉の痛み、顎の痛み、など、お子さまの症状に合わせて、耳ツボを探り、施術します。
女の子は、鍼と聞くと怖がることもありますが、鍼を使わない「おきばり」ですと、心理的にも抵抗なく始められます。お薬と違って、副作用を心配する必要がありません。
お子さまにも、耳鍼治療の内容や効果を説明し、よくなるためのアドバイスもしながら、健康を取り戻すことに自信を持ってもらいます。
もし、お子さまに、今回ご説明したような症状があり、ご心配な場合は、おみみのはりに相談してください。
青山はり治療院
おみみのはり 服部