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「脳疲労」は、ここ数年で、よく目にしたり、聞くようになった言葉です。
文字どおり、「脳が疲れた状態」を現す言葉ですが、脳疲労は、自分が気づかないうちに陥っていたり、病気や体調不良の原因となります。
この記事では、脳の仕組みと、脳疲労の原因、症状、予防策について、解説します。
脳は、神経の最高中枢ですが、大脳新皮質/大脳旧皮質/間脳、の3つに分けられます。
大脳新皮質は、進化的に新しい部分で、ものを知覚したり、運動を制御したり、未来の予想、計算、推理、など知性を司ります。大脳旧皮質は、進化的に古い脳で、大脳の奥深くにあります。睡眠、食欲、性欲、など本能を司ります。間脳は、意識、呼吸、循環、など生命維持の機能と、自律神経を司ります。
例えるなら、脳には、大脳新皮質「理性」/大脳旧皮質「本能」/間脳「生命維持」という三賢人がいて、情報を共有し、連携して働いてくれる結果、ヒトは健康で健全な生活を送ることができるのです。
脳疲労の原因は、「ストレス」と「情報過多」です。
「ストレス」の9割は人間関係、などと言われますが、ストレスを継続的に抱えることによって、脳は対応しきれなくなり、疲労し、機能不全を起こします。
「情報過多」は、パソコン仕事や、スマホのやり過ぎ、ネットに頼り過ぎ、によるものです。リモートワークや、SNSの発展が、脳疲労を引き起こしている、と言ってもいいかもしれません。
まずは、自分自身の脳疲労度をチェックしてみましょう。
いくつ当てはまりますか?
当てはまる項目の合計
1〜3個 ・・・ 疲労度レベル “ 低 ”
4〜7個 ・・・ 疲労度レベル “ 中 ”
8個以上 ・・・ 疲労度レベル “ 高 ”
脳に疲労物質が溜まると、様々な症状が現れます。
疲労物質の代表的なものは、アデノシン三リン酸(ATP)が分解されて発生する、「アデノシン」という物質です。疲労レベルが、中〜高の方は、アデノシンが蓄積していく傾向があります。
これらの症状を放っておけば、脳の機能が著しく低下し、頭痛や動悸、息切れ、めまい、下痢や便秘などの自律神経症状が現れるようになります。さらには、過食や生活習慣病のリスク、うつや認知症、深刻な病気へとつながる恐れがあります。
情報技術社会は、今後も一層、発展してゆきます。
パソコンやスマホの使用で、脳は情報過多に陥りやすくなります。脳が疲労物質を溜め込むと、脳疲労となり、体調不良や病気を引き起こす原因となります。
それを防ぐためには、自分の性質、生活環境、体調に気を配らなければいけません。自身の健康を疎かにせず、できることをやりましょう。
おみみのはりは、病を治すだけではなく、病の予防、生活の質の向上、健康維持・増進にも効果があります。何か体によいことをしたい、この先の健康が不安、という方は、ぜひご相談ください。
青山はり治療院
おみみのはり 服部