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痙攣性発声障害は、声帯の筋肉が自分の意志とは関係なく過度に収縮するため、声帯が閉じて声が出なくなる病気です。
「声帯」に問題はなく、誤作動を起こしている「脳」が問題となります。
リハビリで改善している方は少ないかもしれません。
声帯筋へのボトックス注射による治療が一般的に行われます。
その他には、外科的な手術で声帯を拡げたり、安定させたりする方法もあります。
声を出しづらい方は、首、肩、顎などの筋肉が非常に硬くなっていてます。
首の両側にある太い筋肉(胸鎖乳突筋)を指で揉むと、声が少し出しやすくなります。
鍼灸では、鍼や灸を使ってそれらの筋肉の異常な緊張を緩和し、体全体のバランスをとることで、声が出やすくなる施術を行います。
当院では、体の鍼と耳鍼を併用して、痙攣性発声障害に効果をあげています。
<体の鍼>
鍼を打つ数は、少し多くなります。
異常な緊張で硬くなっている筋肉に微細な損傷を起こすことで、代謝を促し、正常な筋肉を再生させると考えています。
<耳の鍼>
脳に近い耳からの刺激は、脳血流を増やす効果が知られています。
耳の電気鍼は、脳の興奮を鎮め、正しい神経伝達を学習しなおす効果が期待できます。
耳の置き鍼は、臓器に対応する反射区(耳つぼ)を選択します。
痙攣性発声障害を改善するためには、頚や肩の鍼だけでなく、脳の状態を変えることができる「耳鍼」も使うことが、大きなポイントになります。
青山はり治療院 服部