【痙性斜頚】首のジストニアは鍼治療の効果あり

痙性斜頸（首のジストニア）は、首の筋肉が自分の意思とは関係なく収縮して、首が捻じれます。

脳の神経異常です。

ケガでジストニアになることもありますが、「精神的ストレス」や「向精神薬の服用」が原因であることが多いです。

歩行や食事など動作が伴った時に強くでたり、体の一部に手を当てたり、壁に持たれたりすると捻じれが軽くなる、といった特徴があります。

食事、化粧、入浴など日常のあらゆる動作に支障をきたします。

首肩背中の痛みが強く、精神的にもつらい状況に陥ります。

筋肉のこわばりをとる薬や精神安定剤を処方されることもありますが、効果はほぼありません。

ボトックス注射で、一定の効果が出る場合があります。

痙性斜頸は、鍼治療も一定の効果があるとされています。

当院では、首や肩の硬直した筋肉や不随意運動を起こしている筋肉を中心に鍼通電を行います。

耳鍼は、痛みを除去する効果に優れていますし、脳血流を増やす、という特徴があります。

脳の血流が増えることで、大脳の異常な興奮の鎮静、自律神経・ホルモンへの効果、精神安定作用、などを期待できます。

体の鍼と耳の鍼を組み合わせて、施術を行います。

痙性斜頸でお悩みの方はご相談ください。

青山はり治療院　服部