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耳鍼が効く仕組み

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【多系統萎縮症】排尿障害の鍼の効果

多系統萎縮症/脊髄小脳変性症

多系統萎縮症では排尿障害が早期から問題となることが多いです。

  • 排尿開始までに時間がかかる
  • 排尿に勢いがなく、ちょろちょろとしか出ない
  • 残尿感
  • 夜もトイレの回数が多い
  • 尿意がはっきりしない
  • お腹に力を入れないと尿が出ない
  • 尿が出にくく、漏れることもある

これらは排尿筋が本来のタイミングではたらかないために起こっています。

大脳基底核、小脳、橋・延髄の病変、骨盤神経の障害、括約筋の障害が原因です。

頻尿や残尿でQOLが低下するだけでなく、尿路感染症や腎機能障害は予後を悪化させてしまいます。

多系統萎縮症の患者さんの施術にあたっては「排尿障害に対する鍼」もしっかり行っていくことが大切です。

<当院の施術>

体の鍼と耳鍼を併用して排尿障害の施術を行います。

◎お体の鍼

・うつ伏せで、腰の下の骨(仙骨)に鍼を打ち骨盤神経を刺激します
・うつ伏せで、頭部と背骨を挟んだ両側に鍼を打ち脳脊髄を刺激します
・背中や足の「膀胱経」などのつぼを中心に選択して刺鍼します
・仰向けでは、おへその下のつぼに鍼をします

◎耳の鍼

・耳からの鍼(電気)刺激で脳血流を促し、脳の各部分のはたらきを高めます
・耳の電気鍼で膀胱自律神経を整えます
・耳の置き鍼で脳機能/内臓機能/運動機能を高めます

多系統萎縮症や脊髄小脳変性症などの神経変性疾患の改善には、体の鍼だけでなく、「脳機能を活性化」する耳鍼が必要であると考えています。

お灸は、排尿障害への効果が高いので、自宅でもできる方法としておすすめしています。

パーキンソン病の排尿障害についてもご相談ください。

青山はり治療院 服部

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