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【多系統萎縮症】の症状/パーキンソニズムとその治療方法

脊髄小脳変性症SCD/多系統萎縮症MSAに関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

パーキンソニズムとは、動作緩慢(無動)、筋固縮(手足や体幹の固さ)、姿勢反射障害、発声障害(抑揚の消失、小声・嗄声)、振戦(ふるえ)の症状を指します。

具体的には、

  • 人を背負っているように体が重い
  • 着替えに時間がかかる
  • 手指がふるえる
  • 話の途中で声が続かない
  • 首が下がって頭が上がらない
  • 段差で転びそうになる

といった症状がパーキンソニズムに当てはまります。

このようなパーキンソニズムが目立つ多系統萎縮症・脊髄小脳変性症は、MSA-Pと分類されます。

以前は、線条体黒質変性症という診断名も使われていました。

病気の初期においては、パーキンソン病と区別がつきにくいため、パーキンソン病と診断されたのち、途中で、多系統萎縮症と診断が見直されるケースもあります。

そのような患者さんにあっては、

  • パーキンソン病の薬(レボドパ)が効きにくい
  • パーキンソン症候群として経過観察
  • 手足の症状に左右差が少ない(ことがある)
  • 手足のふるえが見られない(安静時振戦)
  • 足の筋肉が意思に反してガクガクと動いてしまう(異常反射)

などが臨床上の特徴として見受けられます。

多系統萎縮症・脊髄小脳変性症のパーキンソニズムに対する治療としては、ドーパミン薬や、筋肉の緊張をやわらげる薬が処方されています。

鍼灸においては、首肩・背中・手足の筋肉の緊張を緩和するとともに、パーキンソニズムによる患者さんの疲労を軽減する効果が、特に優れていると感じます。

発症年齢は40~50代に多く、患者さんは仕事、家事、育児に励んでおられる年代です。

当院では、体の鍼と耳鍼を併用した施術を行います。

当院の特徴でもある耳鍼は、耳介迷走神経刺激による神経調整を目的として用います。

多系統萎縮症・脊髄小脳変性症の症状や進行に対して、よい効果が期待できると考えて施術に取り組んでいます。

青山はり治療院 服部

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