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耳鍼が効く仕組み

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【内耳の水ぶくれ】低音障害型感音難聴/メニエール病

耳は外耳/中耳/内耳に分けられます。

内耳は耳の一番奥で、聴覚と平衡感覚のはたらきがあります。

内耳にはリンパ液が流れています。そして、内リンパ液が水ぶくれ状態になると、聴覚と平衡感覚が障害されてしまいます。

内耳にあるないリンパ液は、毎日新しく作られています。それと同量が体内に再吸収されるので、量がほぼ一定に保たれています。

しかし、このバランスが崩れると内リンパ液が過剰になって、内耳がむくんでしまいます。

  • 耳の周りがぼわーんとする
  • 耳の中に水が入ったような感じ
  • 耳の中に膜が張ったような感じ
  • 自分の声や周りの音が響いて聞こえる
  • 低い声が聞こえづらい
  • 耳鳴りがする
  • めまい、ふらつき

クリニックでは、「低音障害型感音難聴」や「メニエール病(内リンパ水腫)」と診断されます。

  • ストレス、睡眠不足、疲労、は内耳の水ぶくれの原因となります。
  • 季節の変わり目、低気圧、台風が近づいている、などで耳の調子が悪くなる方が増えます。

内リンパ液の量を調節できなくなるのは、恒常性(ホメオスタシス)がうまく機能していないからです。

休養、睡眠、リフレッシュを心がけて、本来のからだの機能を取り戻しましょう。

当院では、お体の鍼と耳鍼を用いて、自律神経を調整し、ホルモン、免疫を最適化。回復力を高めることで症状を改善します。

脳に近い耳からの刺激は、脳の血流を促す効果が高いことが知られています。

内耳の水の流れが悪くなっていることは、内耳の血流が悪くなっていることと同じような意味です。

内耳の血流は、外耳や中耳とは違い、脳の血流系に含まれています。

そのようなことからも、耳鍼は、内耳の水ぶくれを改善する効果が期待できると考えています。

青山はり治療院 服部

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