【不安障害】不安が強い／全般性不安障害の鍼灸

生活の中で不安を感じることは、誰にでもあることです。

しかし、不安や心配が過剰なほどに強く、何ヵ月も続き、1日のほとんどの時間を不安に囚われてしまう「全般性不安障害」という病気があります。

些細な事、あらゆる出来事に対して強い不安や心配の感情が湧いて、コントロールが不能となります。

そのため、常に落ち着かず、疲れやすく、意気消沈、イライラ、集中できない、という状態に陥り、仕事や社会生活、日常生活にも悪影響を及ぼします。

パニック障害や強迫性障害といった「不安症」のひとつが、この全般性不安障害です。

「不安感が強い」という症状に対して、病気と健康の区別はあいまいです。そのため多くの方は「自分自身で何とかしなければいけない」と考え、無理を重ねてしまいます。

その結果、精神的疲労が蓄積、症状が悪化する（不安感がさらに強くなる）という悪循環を招きます。

また、頭痛、動悸、めまい、不眠、体の痛みなど身体症状、うつ病の発症、などにもつながります。

＜全般性不安障害に対する鍼灸の効果＞

全般性不安障害にお悩みの方は、四六時中湧き起こる不安感によって、全身を緊張させています。

鍼灸によって、過度の緊張状態で乱れた自律神経を整えることで、不安感が緩和すると説明されています。

＜当院の施術＞

当院は耳鍼を取り入れた専門鍼灸で効果をあげています。

脳に近い耳からの刺激によって、原因となっている脳の不具合を調整して不安感や心配、身体的な苦痛を鎮める効果が期待できます。

• 不安は恐怖の情動を司る脳の「扁桃体」の活動が過剰
• セロトニンやノルアドレナリン神経のバランスの崩れ

日々湧き起こる不安感と向き合っている方は、自分の気持ちや性格の問題とせずに、鍼灸によるケアを取り入れて、気持ちと体を楽にしていただきたいと思います。

青山はり治療院　服部