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耳鍼が効く仕組み

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【メージュ症候群】息苦しさで体が休まらない/鍼灸治療

メージュ症候群の鍼治療の効果

メージュ症候群は、眼瞼痙攣と顔面の顎・口・唇などの不随意運動が起こります。

顎が下に引っぱられ、首が捻れ、喉が締まり、胸の筋肉に力が入るため、息苦しくなります。

メージュ症候群の患者さんは、不随意の筋収縮で、しかめっ面になり、呼吸がしずらいため、寝ている間以外は、体も気持ちも休まりません。

鍼の施術中に、不随意運動がみるみる落ち着いてくることがあります。

鍼の刺激は、脳を正常な神経活動の状態に戻す作用を持っています。

メージュ症候群は、脳の運動を制御するシステムの異常です。関係する大脳基底核やドーパミンも含めて、高ぶった状態から鎮まった状態に変化します。

体と気持ちが安まった状態を、脳と体に履歴として残すことは、症状の改善に向けて役立つと考えています。

当院では、全身鍼灸と耳鍼でメージュ症候群の施術を行います。

特に、耳からの迷走神経刺激を活用しています。

迷走神経刺激は、様々な脳領域に影響を与えるとされており、パーキンソン病の運動症状に対しての効果も示唆されています。

また、耳の置き鍼は、貼ったままにして脳の興奮を抑制する効果が期待できます。

メージュ症候群では「目が開かない」という症状だけでなく「息苦しさ(休まらない)」の症状を軽減させることが改善に大きくつながります。

とてもつらいメージュ症候群の症状、当院にご相談ください。

青山はり治療院 服部

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