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ピアノやギターの演奏家がフォーカル・ジストニアに陥った際、最も避けるべきなのは「根性や精神論で、無理やり指を動かそうとすること」です。
「手は外に出た脳」と説明されるように、手と脳は単なる指令系統を超えた、密接なパートナーシップで結ばれています。
脳の地図(ペンフィールドのホムンクルス)において、手が占める面積は異常に広く、指を緻密に動かす訓練を積んだ奏者の脳では、その境界線はさらにくっきりと分かれています。

ジストニアはこの「脳内の地図」の境界線が過度な反復訓練などでぼやけ、隣り合う指の領域が癒着する現象が引き起こされます。
このメカニズムを考慮すると、以下の行為は禁忌といえます。
1. 力づくでの反復練習
ジストニアは「手(ハードウェア)」の故障ではなく「脳(ソフトウェア)」のバグです。
動かない指に対して「もっと練習すれば動くはずだ」と物理的な負荷をかけ続けることは、混線した脳の回路をさらに強化する恐れがあります。
2. 焦燥感やストレスを抱えた状態での演奏
「なぜ動かないのか」という怒りや強いプレッシャーは、脳の興奮を抑える「抑制機能」を低下させ、回路の混線をさらに加速させます。
脳は感情と運動をセットで記憶するため、負の感情を伴う練習は、楽器を持った瞬間に指が固まるという「負の学習」を脳に上書きしてしまいます。
3. 無意識な「自動操縦」による演奏
ジストニアは無意識の自動運動回路で起きやすいため、脳が制御できない速度で漫然と弾き続けることは、脳のバグを放置することに繋がります。
「手は外に出た脳」だからこそ、その不調は脳の過剰適応の結果です。
力と根性で解決しようとせず、脳内のバグを起こしている神経ネットワークを再教育するアプローチが不可欠です
青山はり治療院では、耳の鍼と体の鍼を用いた神経調整(ニューロモデュレーション)に取り組んでいます。
ピアノ、ギター奏者のジストニア治療でお困りの方は当院にご相談ください。
青山はり治療院 服部