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パーキンソン病では
といった運動面の症状だけでなく、自律神経機能の乱れによる症状も問題となります。
自律神経の症状は、日常生活動作や運動などのセルフケアで改善するとされます。
しかし、動作緩慢や体のバランスがとりにくいパーキンソン病の患者さんにとっては、取り組みが不十分になってしまいがちです。
そのようなパーキンソン病の患者さんには、鍼は特におすすめです。
パーキンソン病の方が鍼灸の施術を受けると、体が動かしやすくなり、自律神経症状が楽になったと感じられることが多いです。
鍼で筋肉のこわばりが和らぐとともに、自律神経にも作用します。
体性ー自律神経反射といって、皮膚への鍼刺激が自律神経を調整し、過活動膀胱、消化管の運動、末梢血管やリンパの循環、などによい影響を及ぼします。
特に耳鍼は、脳に近い耳から刺激を加えるため、脳の血流を促進します。
脳の奥にある「自律神経の中枢」に作用するととともに、「ドーパミン神経系」を活性化する効果が期待できます。
耳の置き鍼は、症状に対応する耳つぼに施します。
それを自分で押したり揉んだりして刺激することで、セルフケアを行うことができます。
ドーパミンは脳内報酬系を活性化する役割を果たしており、幸福感やポジティブな感情に大きく関わっています。
鍼灸耳鍼は、ドーパミンが不足して気持ちが落ち込みがちなパーキンソン病の方の、体と気持ちを軽くすることができ、その後の経過にもたいへんよい影響を与えてくれます。
パーキンソン病の患者さんには、ぜひ一度、鍼灸を体験していただきたいです。
青山はり治療院 服部