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【ジスキネジア】遅発性ジスキネジアの治療とジスバル、鍼灸は有効な選択肢です

ジスキネジアに関する鍼灸治療の効果と施術内容について説明しています

遅発性ジスキネジアの症状は、頭部・顔面にあらわれることが多いです。

  • 口をもぐもぐする
  • 舌をねじる
  • 唇をすぼめる
  • しかめ面をする
  • 首をくねらせる

といった症状が特徴的です。

自分の意思とは無関係に、ジス(異常な)キネジア(運動)が起こるので、はじめは無自覚のことが多いです。

しかし、次第に症状が強くなり、頭部・顔面だけでなく、手足や体幹など範囲が広がることもあります。すると、日常の動作や生活にも影響を及ぼします。

呼吸が苦しくなる「呼吸性ジスキネジア」や、食べ物がのどにつまりやすくなる「食道ジスキネジア」は、特に注意が必要です。

遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬を長く使用するほど起こりやすくなります。

ジスキネジアの症状があらわれた場合には、原因と思われる薬を中止、種類を変える、量を減らす、といった方法がとられます。

また、症状に対する治療として、抗パーキンソン病薬や抗不安薬、抗コリン薬などの内服、遅発性ジスキネジアの治療薬(ジスバル)の内服治療があります。

ジスバルは数年前に承認された新しいお薬ですが、ジスバル自体の副作用の問題や、他に服用している薬との相互作用の問題もあり、期待される効果が得られるとは限りません。

遅発性ジスキネジアは、薬を長年服用した結果に生じる疾患ですが、さらに別の薬で上書きする治療は、再び体に問題が生じるであろうことは簡単に想像できます。

当院では、お体の鍼と耳鍼を併用した治療を行っています。

鍼と灸を用いた生体への刺激によって、人間に本来備わっている恒常性を強化し、自己治癒力を活性化することで、遅発性ジスキネジアの改善が期待できます。

当院の特徴でもある耳鍼の施術は、脳から近い耳を介しての刺激により、脳の血流を増やし、ドーパミン神経系をはじめとする神経ネットワークを調整、脳の可塑性(再構築)を促すことが示唆されています。

身体的な症状だけでなく、不穏な感情、イライラ、不安、不快、落ち着かない、などの精神的な状態にもよい効果が見られます。

ジスキネジアの症状についてお悩みや不安がある方は、東洋医学的な治療も試していただくといいと思います。

青山はり治療院 服部

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