営業日
月・水・木・金 |
11:00 〜 19:00 |
土日と祝日も営業 |
11:00 〜 17:00 |
定休日 |
火 ※祝日の場合は営業します |
お子さんがなかなか朝起きられないのは、起立性調節障害が原因となっているケースがあります。 起立性調整障害は、早い段階で理解してあげることが、お子さまのためになります。 親と周囲の理解が、症状の悪化、長期化を避けることができるからです。
お子さんがなかなか朝起きられないのは、起立性調節障害が原因となっているケースがあります。
起立性調整障害は、早い段階で理解してあげることが、お子さまのためになります。 親と周囲の理解が、症状の悪化、長期化を避けることができるからです。
起立性調整障害は、小学校高学年から中学生の女子に多い病気です。
起立性という名の通り、起き上がる時に発症し、頭痛、めまい、立ちくらみ、腹痛、起床困難、といった症状があります。重症例では、横になると起き上がれなくなる場合もあります。
原因は、自律神経の調整がうまくいかなくなるからです。
自律神経は、呼吸、心拍、循環、腸の活動、体温、などをコントロールしています。 このコントロールがうまくいかなくなるので、出現する症状は多岐に及びます。
意外に思われるかもしれませんが、足の痛みなど、これらも自律神経の調整がうまくいかなくなり、出現する症状です。
起立性調節障害では、重力の影響で足に溜まった血液が心臓に戻りにくくなります。
血液は「動脈→毛細血管→静脈」と流れます。血液が足の静脈に滞ると、新鮮な酸素を含む血液との交換がスムーズにできません。
すると足の筋肉には酸素不足となり、痛みが生じます。
承山(しょうざん)
ふくらはぎのポンプ機能がはたらいて、足に滞った筋肉を心臓に戻します
ツボの位置
アキレス腱の上から指4本分(人差し指から小指を横に揃えて)上で、ふくらはぎの真ん中、筋肉のくぼみ
陰陵泉(いんりょうせん)
足の血流を改善するとともに、自律神経の調節にも効果が期待できるツボです
ツボの位置
膝の内側の下端から指3本分(人差し指から薬指を横に揃えて)下で、すねの骨と筋肉の谷間
ツボの押し方
早めのケアが大事です
起立性調節障害は、症状の程度によって、軽度/中度/重度の分類があります。
症状が軽いうちほど、生活習慣の改善などの工夫によって、早期に回復しやすいです。
起立性調節障害の様々な症状を知って、お子さまの体調の理解に役立てていただきたいと思います。
もし起立性調節障害の可能性があれば、早期のケアにつなげてください。
青山はり治療院 服部